メグモグ生活

不動産賃貸業・調理師・日本画家マネージャー 三足のわらじを履いています

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東海道ぶら歩~の旅(品川~ゴール地!日本橋)最終回

こんにちは!メグモグです。
行きは徒歩、帰りは電車で、尺取虫状態であるいている旧東海道の徒歩の旅。
前回のブログは保土ヶ谷から品川までを書きました。

今回は、いよいよ日本橋にゴールの旅。
と言っても、7km程度の旅。
これまでこのぶら歩~の旅では、一日平均20~25kmを歩いていました。
ですので、超~楽勝、それこそ「ブラ歩~」です。

 

品川駅の高輪口からスタートです。
実は出発時から、ドラマがありました。

 

私は2021年の2月から、meetupという多言語交流サイトで、英語で日本の家庭料理や食文化についてお話するというイベントを行っていました。
そのオンラインイベントで、毎回参加して下さっていた日本在住の中国人の男性がいたのです。
東京在住でしたので、もしやお会いできないか?!と声を掛けてみたところ、「一緒に歩きましょう!」との返事。

 

私よりも先に夫が彼を見つけて、二人で談笑しているところに、私が「初めまして!」とあいさつする事態となりました(笑)
いよいよ最後の旅のスタートです!

この旅では、「朝一番に出くわした神社で、お詣りする」というマイルールがあります。

今回は、高輪神社。

清々しいです。

 

歩みを進めると、赤穂浪士で有名な泉岳寺に到着。

せっかくですので、お線香(有料300円)を頂きました。

お一人お一人にお線香をあげました。
親方のために命も惜しまないということに、何とも言えない想いがこみあげてきました。
墓標には年齢も記されているので、尚更でした。

日本の歴史が好きな彼は、赤穂浪士の話を高校生の頃に本で読んだとのこと。
私よりも、詳しかった(汗)。

 

私が住む愛知県には、吉良町があります。
吉良上野介の地元ですね。
赤穂浪士のお話も、視点が違うと色々と思うこともあります。

このところの情勢含め、多方向から物事を見る目が大事だね!という話をしながら、歩みを進めました。

 

そうこうしているうちに、増上寺に到着。
かなり外国人観光客が見られます。

本堂と東京タワーと高層ビルという、なんとも摩訶不思議な光景です。

 

中国人男性の彼とは、ここでお別れです。

インターネットの時代に、大海に釣り糸を垂らすような気持ちで始めたオンラインイベント。

彼はそれを見つけて、全てのコンテンツを聞いて下さいました。
そしてこのようにして、リアルでお会いできるという奇跡!
本当にご縁に感謝しかないです。

さて、彼とサヨナラした後は、日本のキラキラの最高峰、銀座を通ります。

歩行者天国で、みなさんオシャレして、見ているだけでワクワクします。

銀座を過ぎれば、京橋。

鎧塚俊彦シェフのお店の前も、通りました。
(オシャレな店内で、美味しそうなスイーツを食べたかった…)


そしていよいよ日本橋です。

そしてここでも、ミラクルが!

2019年の秋から始めた、オンラインの英語学習でご一緒していた方々が、私のゴールを見届けるために日本橋で待っていて下さったのです。

住んでいるところは、みなバラバラ。
それがこのタイミングで、ここ日本橋で、私の10年来の目標であったゴール地で会えるなんて、奇跡×100倍です。

自分が勝手に始めたことが、10年の時を経て、このようなゴールがあるとは?!
人生って、本当に面白いですね。

 

この旅で、ずっと私の相棒だったものは、こちらの本です。

右の二冊は、ジャバラになっています。

左の本は、その日の範囲だけ千切り取り、持参していました。

「止~めた!」と思わない限り、東海道も日本橋も京都三条大橋も待っていてくれます。
途中で止めるということは、全く考えなかったです。
いつの日にか辿り着けるだろう…という、楽な感覚でいました。

 

それでも道中、嫌~になること度々。

ただ、足を止めさえしなければ、前には進める!
その思いだけでした。

 

ぶら歩~の旅も、人生も、同じかも知れませんね。
お読み頂いて、ありがとうございました!