メグモグ生活

不動産賃貸業・調理師・日本画家マネージャー 三足のわらじを履いています

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女性で低属性でも大家になるための、小さく始める不動産投資とは?

女性で低属性でも大家になるための、小さく始める不動産投資とは?

 

こんにちは!メグモグです。
女性で低属性の「給食のおばちゃん大家」のお話です。

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はじめに

「初めての物件はキャッシュで購入し、小さくても良いから不動産賃貸業としての実績を作る」

これに尽きます。

小さい物件…と言っても、漠然としますよね。

 

私の場合は、バイクガレージになりました。
と言うのも、最初からバイクガレージを考えていた訳ではありません。

 

その紆余曲折を書きます。
何かの参考になれば、嬉しいです。

 

土地購入の経緯

「名古屋市内に小さな土地が200万円で売られているけど、買わない?」と、連絡を頂きました。

不動産投資について指導を受けている不動産投資家育成協会・名古屋支部支部長の成田勉先生からです。

ooyaninaru.jp

 

10坪に満たない小さな土地。

前面道路は、西から東への一方通行

道路幅は狭い訳ではなく、路上駐車の車があっても通れる広さはある。

後ろ、左右とすべて住宅に囲まれ、そこだけ空洞のようになっていました。

 

この時は、まだ1件も所有していなかった頃です。
とにかく初めの一歩を踏みたかった!
名古屋市内に、小さくとも土地を所有することができれば、今後の展開(担保としても強い?)にも大きく絡んでくると考えた。

買います!」と即答。

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この土地の背景

昭和初期の頃、アパートとして2階建ての建物を建て、賃貸にしていたよう。

その後、1階部分をスナックに改装し、2階にお店の方が住んでいたもよう。

その後お店が閉店し、空き家になった。

所有者は80歳すぎのお婆ちゃんで、ご主人から相続したもの。

自分も高齢になったので、自活できなくなった時のために施設に入る足しにするために、売却したいと考えたそう。

(以上は、契約の時に色々聞いた)

既に建物は解体され、更地になっていた。
その上ラッキーなことに、測量を行った上で売却してくれるということ。
そうなると、かなりお値打ちな買い物です。
 

 近隣のリサーチ

土地取得後、両隣とお向かいに手土産持参で挨拶に伺う。

西隣は60歳半ばのご夫婦と、息子さんが住んでいる。

私が所有する土地を、駐車場として借りたいという思いもあるようだ。

本来であればこの方がこの土地を買うのがベターなだろうが、複雑な事情もあるようだ。

こちらの住宅は角地、もし売りに出されたら絶対買うべし!と心のなかで思った。

 

東隣は60歳半ばのご夫婦が住んでいる。

長屋のような造りで、1階部分は以前に自営をしていたような雰囲気。

現在はその部分が駐車スペースになっていて、その奥が玄関になっている。

 

お向かいは、90歳近いおばあちゃんが一人で住んでいる。

ご近所づきあいがあり、下町の雰囲気が残っている地域です。

 

車用ガレージ設置に向けてスタート

まず土地いっぱいに車用ガレージを設置することを考えた。
「フェラーリでも停まってくれないかな…」と妄想。

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イラストは、可愛い車ですが…

 

ガレージの見積リサーチのため、エクステリア事業を行っているホームセンターを調べた。

近隣だと、 カインズ、コーナン、カーマがやっているようだ。

 

車用ガレージが暗礁に?!

知識も何もない状態でのスタートである。

直ぐに問題直面である。
建ぺい率…。

所有する土地は、建ぺい率60%、容積率200%

建ぺい率を超える建物を建てる場合は、建築許可申請が必要で、その申請だけで30~40万円ほど掛かるようなのだ。

 

小回りが利く地元業者へのヒアリング

大手の会社よりも、建築施工が可能な近隣の業者の方が小回りがきくと思った。
地元の業者を調べ、車のガレージ設置のお願いをすることにする。

2件のエクステリア業者に、それぞれ相談。

最終的に1件の業者だけが真摯に対応してくれた。
もう1件の業者は、打ち合わせの日時は伝えて頂けたがその後音信不通になった…。

電話でのやりとりで、施工が難しいこと判断したのかな…と。

 

やはり建築許可申請は必須

昔であれば、なあなあな部分があり施工を実施したこともあったようだ。
しかし現在では、そのようなことは考えられない。
「エクステリア業者としての今後の事業にも支障をきたすため、建築許可申請せずに建ぺい率を超える建造物を建てることは無い」と言われる。

 

車用ガレージの見積

そのうえで、見積を出してもらうことにした。

・ガレージ本体 330,400円 

(※この土地に建てることができる最大の大きさ、70%オフ)

・土地基礎工事 503,200円

・コンクリート工事他 350,420円

・建築許可申請 200,000円

合計 1,494,741円

 

これでは、月/35,000円だとしても利回り12%、月/25,000円でも8%です。

「利回り」とは、投資した金額に対する収益の割合を、1年あたりの平均で表したもの。

例えば、月35,000円の家賃が入ってくるとすると

(1年間の利益額35,000円×12か月)÷(投資額200万円+約150万円)×100

 建築許可申請をしなくても良い方法を考えることにし、車用のガレージの設置は断念

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まとめ

 低属性ながら不動産投資を始めるには、まずは実績作りから!
キャッシュで購入できる、小さなものからスタートするのが良いです。
土地に建物を建てるには建築許可申請が必要で、意外に高額なのですよ。

 

つづきはこちら↓↓↓

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