女性で低属性大家、やっと家賃が入った!と思ったら4か月で退去?!
こんにちは!メグモグです。
女性で低属性の「給食のおばちゃん大家」のお話です。
退去の連絡を受ける
家賃が入り、やっと実質的大家さんになれました!
ところがある日、入居者さんから一本の電話が入りました。
「モシモシ、大家さんですか?本当に言いにくいことなのですが、退居したいのです…」
私「えっ!?(絶句…)」
入居から4か月ほどで退去とは、思いもしませんでした。
しかし物件を取得した以上、売却するまではエンドレスでこれが続く訳です。
大家力が鍛えられます。
退去の理由は?
入居者さんが退居する理由は、「娘さんが畳アレルギーだと判明したから」
最近のお子様は、畳がある家で生活したことがない!という現実があるのですね。
ビックリです。
私の所有する古家は、5LDKキッチン以外はすべて畳の部屋です。
娘さんがこの家に来ると、どうも調子が悪くなるということで調べた結果、畳アレルギーということが判明したのです。
何と契約してからの間、一度も娘さんはこの家に泊まったことが無かったらしい。
こうなると仕方ありません。
客付業者さんも「これはもう、事故としか言いようがないパターンです」と慰めてくれました。
退居までの手続き
自主管理ですので、全て自分でやる必要があります。
まずは客付してくれたC店に相談しました。
・契約書には「1年未満の退居の場合は、家賃一ヶ月分の違約金要」と記載がある
・退去後のクリーニング代は入居者さんに支払ってもらう
・退居月の家賃は一旦支払ってもらい、後日日割りで返金する
支払明細書を作成し、入居者さんの口座に振込む。
再入居に向けて
退去時の立会いには、客付業者とクリーニング業者も立ち会ってくれました。
その場で物件をチェックできると同時に、クリーニング作業の打ち合わせもできます。
退去日の翌日直ぐに作業を行ってもらい、少しでも早く入居者を決めるため協力してくれました。
再度の客付へ
地元の3つの店舗に退去の事実を知らせ、直ぐに入居募集を掛けてもらう。
(条件は、以前と同じ)
新規客付業者の開拓へ
物件がある市内の地場の不動産屋に飛び込みで入り、客付けをお願いする。
その場で鍵も渡す。
この頃には飛び込みで業者に入ることにも、抵抗が無くなっていました。
ジモティーに再掲載
ジモティーでは以前に苦い経験があった。
詳しくはこちら↓↓↓
ジモティーを上手に活用し自分で客付けしている名古屋の女性先輩大家さんに、掲載のコツなどを相談。
その方は、入居希望の方と人生相談にまで発展してしまうほどの面倒見の良い方で、色々聞いても本当に丁寧に詳しく教えてくれました。
自分の掲載内容もメールで送ってくれて、見ていても楽しくなるような載せ方です。
(もしジモティからの問い合わせがあれば、C店に依頼する予定)
簡単なマイソクを作成
自分でも営業するべく、マイソクを作成。
物件を購入した業者に、メールで送付した。
この業者は客付けは行っていないが幹線道路に面しているので、「住む家を紹介してほしい」と飛び込みでお客様が尋ねてくることが多いことを聞いていた。
(もし問い合わせがあれば、C店に依頼する予定)
外回りの清掃
夏を越していたので、庭には大量の雑草が生えていた。
1日がかりで草取りを実行(ゴミ袋に7つほど)。
これらを行い、2週間に一度各社に電話で状況を尋ね、1ヶ月に一度手土産持参で各社を訪れた。
内覧は数件あったが、導入路が狭いということで見送られること数回。
内覧時の気分を上げてもらう作戦
内覧用に玄関にスリッパ立てとスリッパ4足を設置
(これは入居者さんが決まった時に、プレゼントした)
これは大家の会の勉強会に参加した際に、学んだこと。
講師である女性大家さんが、講義の中で自分が行っていることを紹介していたことをヒントにした。
客付業者への報酬をアップ!
1ヶ月半ほど過ぎ、数件の内覧があったが大きな動きが無かった。
そこで各社に「広告料10万円出すから、頑張って!」と、報酬アップを伝えた。
それまでも頑張ってくれていたが、この電話を入れたら「ホントですかぁ~?」と声色が変わる業者もあった(笑)。
入居者決まる!
結果的に、2ヶ月ほどで入居が決まった!!
ご夫婦と中学生の娘さん、猫2匹…。
本当は個人的に猫は嫌いだが、そんなことなど言っていられない!
玄関横の4.5畳の和室を「猫部屋」にしたいとの意向だったので、クリーニング業者に相談。
「最悪のパターンで言うと、畳を表替えし壁紙を変えることを覚悟すれば大概大丈夫」との見解だったので、OKした。
やれやれです。
入居者さんとのやりとり
その後入居者さんからはショートメールで、「お世話になります」というご挨拶と、それ以外に「奥の2間つづきの和室にエアコンを入れてもいいか?」という問い合わせがあっただけです。
ささやかながら大家としての心遣いで、クリスマスの時に名古屋の松坂屋からお菓子を贈りました。
このお菓子のプレゼントも、大家の会での女性大家講師の先生からのヒントです。
まとめ
退去からの客付けは、退去立会い→クリーニング作業実施→客付業者に依頼→状況把握の電話&訪問→入居!の繰り返しです。
物件が空いているということは、最大のロスですから。