女性で低属性でも大家になるための、小さく始める不動産投資 その2
こんにちは!メグモグです。
女性で低属性の「給食のおばちゃん大家」のお話です。
この話の続きです。
車用ガレージに替わるものは何?
車がスッポリ入るガレージは断念し、屋根と前面にシャッターだけがあるタイプはどうか?と考えた。
3方をそれぞれ隣接する住宅に囲まれているので、前面だけ施錠すれば良いのでは?と思ったのだ。
これなら建築許可申請は不要だ!と思った。
ネットで見つけたイメージ通りのものを扱っている業者に、電話を掛けた。
そして見積もりをお願いした結果が、120万円!!
方や以前から色々相談していた業者は、61万円だった。
家賃を頂いておきながら、セキュリティが十分ではないと考え、これも断念。
とりあえずコンクリートで綺麗に
大家としての責任として、近隣に迷惑をかけるのは避けたい。
取り敢えずコンクリートを打って、綺麗にすることに決めた。
コンクリート工事 387,504円
周辺環境の整備
西隣の住人から、「市の土木課に連絡すると、無料で側溝を修繕して貰えますよ!」との情報を得た。
どうやら雨の日は、雨水が溢れて大変らしい。
すぐに市の土木課に連絡した。
合わせて、コンクリート工事をしてキレイにすることを伝えた。
するとその工事の日時に合わせて、側溝工事もやってくれるとのこと。
電話をしてから1週間程度で、取り掛かってくれた。
(私は1円も支払っていません)
賃貸の募集を掛ける
コンクリート工事終了後、「貸土地」「資材置き場」として、月/28,000円で募集を掛けることにした。
まず不動産投資家育成協会の成田先生より、貸土地や駐車場に特化した客付業者を紹介してもらい、募集を依頼する。
そして、この土地を購入した業者さんにも、募集を依頼。
更に自分でジモティーにも掲載してみた。
賃貸募集の反応
ジモティーを通して、資材置き場として借りたいという方からの問い合わせがあった。
しかし、前面道路が一方通行で、大型トラックを入れる際に何度か切り返しが必要とのことでダメ。
家賃の見直し
近隣との家賃相場から、どうも28,000円では高いのでは?ということで、家賃を見直すことに。
月/25,000円に下げて、募集を掛けた。
→希望者現れず
更に月/18,000円まで下げてみた。
そしてジモティには、「バイクガレージも考えています」といったコメントも入れておいた。
反応あり!希望者現る
ジモティーに、バイクガレージとして借りたい!という問い合わせがきた。
その希望者が使うイメージは、
自分の車でガレージまで来る→車をそこに停め、バイクに乗り換える→戻り、バイクをガレージに納め、車で帰る
というもの。
土地の後方一杯にバイクガレージを建て、前面に車を停める というスタイルを考えてみた。
バイクガレージの施工と融資の依頼
すでにコンクリートを打ってあるので、ガレージの3方だけコンクリートを切って、規格のガレージを上から乗せるという工事。
見積り金額は 35万円ほど。
コンクリート工事まではキャッシュで行ったが、ガレージ施工は融資を使うことを考えた。
近隣の信用金庫に融資のお願いをしたところ、フリーローンなら出しますよ!という返答。
どんでん返しの結末
バイクガレージの前面に車を停めた場合、軽自動車なら大丈夫だが普通車だと車の前面が道路にはみ出すことになる。
これは大家として、安全を守るという責任が果たせないという懸念があった。
年の暮れが迫り、ガレージの発注をお願いするタイムリミットになった。
不動産投資家育成協会の成田先生はじめ、仲間にバイクガレージ施工の話をした。
すると、全員から「やめとけ~~!」と。
1番の理由は、この借り主が退去した後のこと。
そこでガレージ専門に扱う客付業者に、借り上げて貰った場合の金額を聞いてみた。
結果は、月/11,000円
これは、私がバイクガレージを設置し融資の返済をした手残りよりも高い金額だった。
しかも、入退居の心配を一切しなくて良い…。
大家としての決断や如何に?!
ガレージの施工業者には「年末だから、既に発注したじゃないの!」と文句を言われた。
借り主となったかもしれない男性には「他の人には貸さないって言ったじゃないですか!」と言われた。
本当に心苦しかった…。
しかし、小学生でもできる足し算引き算をし、不動産賃貸業者として何が一番大切か?と考えると、答えは明らか。
良い勉強でした。
まとめ
情けに流されず、長く広い視点と事業者としての意識を持つことは、重要です。
ただ一つ一つの経験が、そうさせてくれるということは大きいです。
となると、大家仲間のアドバイスを受けられる環境は近道ですね。