自己肯定感がアップすると、お金のブロックが外れる?!自分史 その5
こんにちは!メグモグです。
お金のブロックがあった時は、私は自分のことが好きではなかった。
褒められることも、嫌いだった。
ではいつ、どうやって、自分で自分を好きになっていったのか。
そんな自分史を振り返っています。
↑↑↑のつづきです。
当時の仕事は自分一人で抱えていたものが多く、辞めるに辞められない状況でした。
ですので取り敢えず「退職するために会社に行こう」と決め、退院後1週間で職場復帰をしました。
最終的に退職するまでに、一年掛かりました。
最後の方には、料理をすること、毎日ニコニコとお客様と接すること、が辛くなっていたのです。
会社近くに借りていたアパートも引き払い、実家に戻ることにしました。
そして失業保険を頂きながら職業訓練学校に通い、パソコン(ワードやエクセル)、簿記などを集中して学びました。
卒業と同時に、自宅近くの事業所で事務員として働き始めました。
土曜日曜がお休み、朝出勤し夕方帰宅する、これらは全て人生初の経験です。
2年半ほどそのような生活を過ごすうち、「このままで良いのか…」と思い始めました。
「やっぱり、料理を作ったり、お客様と接したりすることで、自分を生かしたい!」そう思うようになりました。
ビストロ、カフェ、いくつかのお店で働き始めたものの、2年半のブランクは大きかった。
以前は簡単にできたことが、今サッとできない…。
気持ち的に追い詰められ、鬱っぽい状況にまでなりました。
しかし自分にできることをやらないで、逃げているような状況にも苦しかったのです。
その後、バイキング料理でもてなす格安ホテルの厨房で働くことになりました。
そのホテルは人員の効率化を図り、一人何役もこなすシステムでした。
事務職の経験を買われ、調理師のユニフォームを着たまま、空いた時間は宿泊の電話予約を受けるということもやっていました。
3年ほど働いた頃、転勤の打診をされました。
日本海側から太平洋側への異動です。
そしてそのホテルで料理長になる!というのが、私に課せられた命題でした。
胃の手術をしておきながら、既に仕事の虫になっていました。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ですね(汗)。
ここでの修行?期間は心身ともに大変でしたが、明らかに殻から脱皮できたと思います。
周りからの評価と、やれた!という自信が、私を強くも大きくもしてくれました。
そして寮生活で行動範囲が狭い生活をしていたおかげで、知らないうちにお金が貯まっていました。
懐が温かいと、心も温かくなりますよね。
ひと段落付いた頃、父親の具合が悪くなってきたこともあり、地元に帰る希望を出しました。
地元のホテルの料理長として、戻ることになりました。
自分が任された厨房のしくみ作りをするまでは大変ですが、一度回り出したらそれをチェックするのが仕事です。
昔の私のように、頭ごなしで叱ったり大きく見せたりはしません。
(私も大人になりました…)
そしてその頃、父親がパーキンソン病からの肺炎で亡くなってしまったのです。
お金にルーズだった父。
それを咎める母。
父には説教し、母をなだめる。
親子が逆転したような変な相関図が出来ていたのに、それらが無くなってしまったのです。
このあたりにも、私のお金のブロックの原因が隠れていましたね。
お金のブロックがすこしづつ外れていくのと、父や母をそれぞれ理解してあげられるようになるのは、同時進行でした。
そして「これからは、自分のことを一番に考えてもいいのかな?」
そう思えるようになったのです。
日々料理長として忙しく働きつつも、裁量は自分にあるので、気持ちにはゆとりがありました。
そして「結婚するのも良いかも?!」と自分でもビックリするような気持が沸いてきたのです。
もちろん、相手などいないのに。
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